よくトラブルの起こる不動産買取をトラブルなく終わらせるには?対処方法もご紹介!

query_builder 2023/10/21
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不動産買取は不動産仲介とは違うメリットとデメリットがありますが、その特徴として取り扱い件数が少ないことが挙げられます。
そんな不動産買取の注意点やトラブル、その回避方法はあまり知られていません。
今回は、不動産取引や不動産買取の注意点やトラブルの例、対処方法についてご紹介します。

□不動産取引の注意点にはどんなものがある?

不動産取引は大きなお金と時間を使う分、トラブルも起きやすいものです。
不動産買取と不動産仲介で状況が変わってくるため一概には言えませんが、どんなトラブルが起きやすいのかを知っているかどうかで心構えは大きく変わります。
ここでは、不動産取引における注意点をご紹介します。

*仲介手数料の注意点

不動産会社を通じて不動産取引をする場合、契約が交わされた際に不動産会社へ支払う成功報酬があります。
これが仲介手数料です。
仲介手数料には国土交通省が定めた上限があり、その額は売却価格によって変わります。

この額は交渉も可能ではありますが、仲介する契約を結んだ際に書面に記載されていることが大半です。
それに気が付かず後から交渉することは難しいため、仲介手数料の交渉をしたいのであれば、早めに行うと良いでしょう。

また、書面を隅々まで読んで理解しておくことも重要です。

*土地の範囲に関する注意点

現在、所有する土地と隣の土地との間は境界杭によって定められ、そこから測量図が作成されて法務局に保管されています。

しかし、測量図が古かったり、増改築や災害などのやむを得ない理由で杭がなくなったりして、この測量図と実際に持っていると認識する土地がずれている場合があります。

そのような事態を避けるため、不動産の売却前に改めて確定測量を行うことが重要です。
土地家屋調査士に立ち会ってもらったうえで土地の境界を明らかにすれば、その後トラブルにつながる可能性がぐっと下がります。

この際に起きうるもう一つの注意点が隣人トラブルです。
境界を明らかにした際、自分の土地が減ってしまうことが分かり反発される可能性があります。
毎年裁判が行われるほどの代表的なトラブルですので、注意しておいて損はないでしょう。

*契約不適合についての注意点

不動産取引では契約不適合責任が付いて回ります。
これは契約内容を達成できない際に問われる責任であり、不動産取引においては事前に伝えていた不動産と購入後の不動産の状況が違った際に問われるものです。

誠実に対応すること、事実はきちんと確認すること、万が一に備え売却額の一部は契約不適合が起きた場合のために貯蓄しておくことなどが注意点となります。

*面積の注意点

法務局に備えられている全部事項証明書には、その名の通り土地についての全てが記載されています。

そのため、その内容を参考に売却を進めるのですが、測量技術の問題から昔登記された内容が事実とずれている可能性があります。
全部事項証明書を無条件に信頼してしまうと、内容が違ってトラブルに発展する可能性もあります。
一度事実確認をしたのち、見つかった差異については口頭で買主にきちんと伝えると良いでしょう。

□不動産買取でよく起こるトラブルとは?

ここでは、不動産買取の現場で起こるトラブルの実例についてご紹介します。

1.買取額が低い

不動産買取では市場価格より低い額での売却となるケースが大半です。
市場価格の6〜7割ほどが買取相場であることを知らず、揉める場合があります。

とはいえ、これは売主側の知識不足が招くことであり、あらかじめ調べておけば避けられるトラブルです。

2.費用や手数料が高い

買取の場合は仲介手数料をはじめとした経費はほとんどかかりません。

しかし、中には不必要な手数料を取ろうとする買取業者も存在します。
そのようなことを避けるため、当社のように多くの買取実績がある不動産会社を選ぶことをおすすめします。

3.契約後に査定額が変わる

不動産会社の中には、相談の段階では良いことだけを言って、いざ契約となったときに価格を下げてくる不動産会社もいます。

相談段階と事情が変わったり物件に変化があったりした場合は別ですが、そうでない限り正当な値下げとは言いがたいものです。
そうならないように、不動産会社は慎重に選びましょう。

□よく起こるトラブルの回避・対処方法

ここでは、不動産取引でよく起こるトラブルの回避方法について解説します。

1.不動産トラブル事例データベースを使う

実際に起きた不動産トラブルを把握できる不動産トラブル事例データベースがあります。
それを活用して多くの事例を知っておき、売却する前にトラブルの解決策や予防策を考えておくと良いでしょう。

2.契約書を確認する

当たり前のことではありますが、契約書を隅々まで読み込むこともトラブルを避けるための方法です。
口頭でどんなやりとりがされていたとしても、最終的な決定は契約書に記載されたものが全てです。

事前に言われていたことと違うことが書かれていないか、よく確認すると良いでしょう。

□まとめ

不動産買取を検討中の方がまずぶつかる壁は、不動産買取をできる不動産会社が少ないことです。
もしまだ悩んでいたとしても、まずは相談から始めましょう。
不動産買取について一番詳しいのは、やはり不動産買取を取り扱う不動産会社です。
台東区周辺で不動産買取をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

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