任意売却するなら離婚前がおすすめ!任意売却のメリットとデメリットをご紹介!

query_builder 2023/03/07
ブログ

離婚による不動産の任意売却には、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。
離婚による任意売却を考えている場合、住宅ローンといったお金のトラブルは避けたいですよね。

また、任意売却する際の注意点も存在します。
これを知らずにいると、後に競売にかけられたり、さらなる大きなトラブルに繋がったりする場合もあるため、この記事を読んでしっかりと理解しましょう。
そこで今回は、離婚時に任意売却するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

□離婚時に任意売却するメリット

離婚時に自宅を売却しようとすると、ローンが残っている場合が多いです。
もちろん、自己資金で返済できれば良いですが、自己資金で賄えない場合、任意売却を行うのがおすすめです。
ここでは、離婚時に任意売却を行うメリットを紹介します。

*競売にかけるよりも高い金額で売れやすい

任意売却する他に、競売に出す方法もあります。
任意売却をせずに住宅ローンの滞納を続けていると、物件が競売にかけられます。
競売にかけられた場合、売却価格は相場の約80パーセントになります。
競売にかけられ、売却価格が残りの住宅ローンの費用を下回ると、残りのローンを支払う必要があります。
一方で、任意売却の場合は一般の売却と同じように扱われるため、高い金額で売れる可能性があります。

*近所に知られずに売却が可能

競売では近隣に調査をする場合もあるため、近所に競売にかけられたことを知られてしまう可能性が高まります。
競売にかけられるということは、経済的に困っていることが知られてしまうため、離婚後もその近辺に住みにくくなります。

そのようにならないためにも、離婚によって住宅ローンの支払いが厳しくなった段階で任意売却を選択しましょう。

*時期や売却資金の融通が利く

任意売却では、ローンの借入先と相談することで売却時期の調整が可能です。
そのため、離婚する時期が定まったら、それに合わせた売却時期を決定できます。
また、競売では、不動産会社への手数料といった売却完了後の諸経費を別に用意する必要があります。

しかし、任意売却においては、売却価格の中から諸経費を支払えます。

□離婚時に任意売却するデメリット

ここでは、離婚時に任意売却するデメリットを3つ紹介します。

1つ目は、ブラックリストに載ってしまうことです。
これは、任意売却する最大のデメリットです。
ブラックリストとは、信用情報機関の事故情報名簿のことです。
任意売却をすること自体はブラックリストには関係ありませんが、ローンを滞納することでブラックリストに載ってしまいます。

ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードを作れなかったり住宅ローンが組めなくなったりします。
これらの制限は5年から7年続くため、離婚後にまた住宅ローンを利用して新居を購入するといったことができなくなります。

2つ目は、残債の返済が発生することです。
任意売却を行うと、残債が発生します。
連帯保証人や連帯債務、ペアローンなどの金融上の関係は、住宅ローンを完済しない限り解消が不可能です。

そのため、残債の返済を行う必要がある任意売却では、売却しても金融上の関係をすぐに解消できません。

しかし、銀行との相談によっては残債を圧縮できる場合もあるため、完済までの時間を早められる可能性もあります。

3つ目は、債権者との交渉が必要であることです。
任意売却においては、返済条件の緩和や残債の圧縮ができる可能性がありますが、これらは全て債権者との交渉次第で決まります。

また、交渉には専門知識が必要なため、任意売却を行う際は当社のような任意売却の専門知識を持つ会社に依頼するのが一般的です。

□離婚時に任意売却する際の注意点

ここでは、注意点を3つ紹介します。

まず、離婚前に任意売却を行うことです。
離婚後は、連絡が取れなくなる可能性もあります。
連絡が取れないと、連帯債務や連帯保証などの問題を解決できません。

住宅ローンといったお金の問題は、長引けば長引くほど大きくなるため、離婚前にしっかりと話し合っておくことが重要です。

そして、任意売却を行ったとしても、必ずしもローンが完済できるとは限らない、ということです。
むしろ、ローンが残る可能性の方が高いです。
そうなると、離婚後もローンを支払う必要があります。
その際、どちらがどのくらい支払うのかについて事前に話し合っておきましょう。

ちなみに、借入先の金融機関は、住宅ローンを借りた名義人に請求してきます。

最後に、任意売却には期限があることも知っておきましょう。
任意売却は競売と同時並行で進められます。
そのため、開札期日までに必ず返済を完了しておく必要があります。

これは、開札日ぎりぎりに間に合えば良いわけではなく、事前に売買契約を締結して、開札日までに残りの代金を全て支払い終えなければなりません。

□まとめ

任意売却を行う際のデメリットとして、債権者との交渉が必要になります。
本来、任意売却を行うメリットとして存在する残債の圧縮や返済条件の緩和は、全てこの交渉次第で決まります。

また、この交渉には専門知識が必要で、一般の知識だけでは交渉ができません。
そのため、任意売却専門の会社に依頼する必要があります。

任意売却を行う際は、当社にご相談ください。
当社では、債権者との交渉や手続きを無料で行います。
台東区周辺で任意売却を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。

記事検索

NEW

  • 任意売却は住宅ローンの滞納なしでもできる?注意点もご紹介!

    query_builder 2023/03/21
  • 不動産買取にかかる期間は?仲介との違いについてもご紹介します!

    query_builder 2023/03/14
  • 任意売却するなら離婚前がおすすめ!任意売却のメリットとデメリットをご紹介!

    query_builder 2023/03/07
  • 不動産売却にかかる固定資産税はいくら?そもそも誰が負担する?

    query_builder 2023/02/08
  • ふるさと納税で不動産売却の節税が可能?ふるさと納税の計算方法や注意点をご紹介!

    query_builder 2023/02/11

CATEGORY

ARCHIVE